調理用トマトの種【シシリアン ルージュ】〔F1〕 ※無消毒

●調理・加工用トマトの傑作！旨み成分が普通の3倍！？

この品種は、加熱することで、おいしさが増す調理向きの品種になります。

調理用の品種として、名前が知られているのは、イタリアの伝統の血筋を受け継いだ「サンマルツァーノ リゼルバ」ですが...

" 調理用トマトの傑作 " と名高いのは、この「シシリアン ルージュ」です。

皮は硬めですが、やわらかな果肉、甘さは控えめではありますが、適度な酸味があり...

何より、旨み成分であるグルタミン酸の含有量が、一般的なトマトの3倍もあります。（詳しくは画像を参照）

生でも食べることはできます。

しかし...！

生では、そんなに感動はありません。

生食向きで、旨みを感じる品種としては「セレブスイートトマト」がNo.1です。

しかし...！

「シシリアン ルージュ」は、加熱することで旨みが引き立ち、とても濃厚で味わい深くなります。

この差は、水分と繊維質です。

水分が少ないので、加熱してもビチャっとならず、豊富な繊維が、他の素材の成分を取り込むことで、よく絡むからだと思います。

塩とオリーブオイルで炒めるだけで、とてもおいしいです。

ぜひ1度、食べていただきたい品種です。

当店では調理向きの品種として...

この「シシリアン ルージュ」と「サンマルツァーノ リゼルバ」を、ご紹介しています。

「シシリアン ルージュ」は重さ20〜30g、「サンマルツァーノ リゼルバ」は重さ40〜50gなので、ひとまわり大きいサイズになります。

●種まき時期
中間地：3月上旬〜5月中旬（初春は温床育苗を行ってください。）
※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。（各地方により栽培適期は異なります。）

●品種の特徴
ソバージュ栽培ができます。
萎ちょう病（F1）、半身萎ちょう病（V）、ToMV（Tm型）に抵抗性があります。
普通のトマトと比べて、回転が早く多収品種になります。
耐暑・耐寒性があるので、幅広い作型に対応できます。

●育てるコツ
接木する場合は、台木はTm-1型を使用する。