●橙色!?他の白菜に含まれない「シスリコピン」を含む! 2.2〜3kgほどの中早生種ですが、この品種の特長は何といっても、「色と栄養価の高さ」です。 外見は普通の白菜ですが、切ってみると、内部がオレンジ色をしている品種になります。 このオレンジ色の部分には、普通の白菜には含まれない「シスリコピン」が含まれています。 トマトなどに含まれるリコピンは有名ですが... この「シスリコピン」は、リコピンと同じ効果を持つ栄養成分で、通常のリコピンよりも体内に吸収されやすい性質をもっています。(2.5倍も体に吸収されやすいとの研究報告もあります。) さらにカロテンも含んでおり、栄養価の高いタキイ種苗の厳選品種「ファイトリッチシリーズ」として、広がってきています。 普通の白菜よりも青臭さもなく、甘さもあり、歯切れが良いので、生でサラダにして食べると、とてもおいしいです。 「シスリコピン」は、油と一緒に摂ることで、さらに吸収率が高まると言われていますので、ドレッシングをかけて食べると、この品種の長所を、より引き出せます。 もちろん、漬物や炒め物、鍋にも利用できます。 白菜は品種によって、まったく葉質が違いますが、当店では「おいしさ」にこだわった品種も取り揃えております。 「おいしさ」で選ぶなら... 黄芯は「黄太郎」、白芯は「新六号」、白芯のミニなら「とろうま白菜」。 いずれもゴワゴワした白菜とは違って、やわらかくて、とてもおいしいので、自信をもって、お薦めしています。 ●種まき時期 寒冷地・高冷地:4月下旬〜7月下旬 東北・準高冷地:4月上旬・7月下旬〜8月上旬 中間地:2月中旬〜2月下旬・8月中旬〜8月下旬 暖地 :2月中旬・8月下旬〜9月上旬 ※詳しくは画像をご覧ください。各地方により栽培適期は異なります。 ●種まき方法 幅60cmの畝に1条まきして、厚さ0.5cmほどに覆土します。 本葉が6〜7枚ごろまでに株間45cm〜50cmの間隔になるように間引きします。 点まきの場合は株間45cm〜50cmを目安として、1か所に種を4〜5粒ずつ播きます。 ●育てるコツ 根こぶ病に耐病性を持っています。 夏の早まきでは、軟腐病の発生や結球期のしまり不足、春の早まきはトウ立ちを招くので、種まきの適期を守ってください。 元肥主体で初期から生育を促します。追肥も行って、最後まで肥効を持続させてください。 過湿になると、根傷みによって、生育の遅延が起こります。排水性が悪い場合は、高畝や排水路の確保を行ってください。
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