●芳醇なワインを思わせる香りの「ブランデーワイン」 芳醇なワインを思わせる香りの良さから「ブランデーワイン」と呼ばれるトマトの系統があります。 果実をスライスにすると、ビーフステーキのようにも見えることから、「ビーフステーキトマト」とも言われます。 この「ピンクブランディワイン2」も、その1つだと思われます。 正直なところ.... 勉強をしている中で、「ブランデーワイン」と呼ばれるトマトには、さまざまな系統があることを知り... この「ピンクブランディワイン2」が、どのような系統なのかを、販売元に問い合わせたのですが... 「分かりません。」と言われてしまいました。(苦笑) どうにか調べられないかと、勉強しているうちに、分かってきたのですが.... そもそも「ブランデーワイン」は、エアルーム品種と呼ばれるもので... エアルームとは、直訳すると「家宝」を意味します。 つまり、ざっくり言うと「各家庭で代々受け継がれてきた固定種」なのですが... 人気が出るにつれて、その種を元にいろいろな方が育種して、系統が分かれていったり... ブランドとして名前を勝手につけて販売されたり... ...と収拾がつかなくなり、育種家でも、その品種が本当にその名を語れるものか判別するのは難しいようです。 これだけ書いて、結局は分かっていないのですが、この品種ついては... 濃いピンク色で、ゼリー質の少ない肉厚な果肉が、濃厚な味わいであること。 重さは500g以上にもなること。 など、ブランデーワインの特徴は持ち合わせています。 ちなみに流通しない理由なんですが... 生育も遅く、すんなり伸びず、実の重みで枝が折れたりなど、とても育てにくいからです。 さらに... やっとの思いで着いた実も、形や大きさが揃わず、極めつけは、収穫直前に裂果しやすいことです。 営利販売としては、秀品率が悪すぎるので、ほとんど一般市場に出てくることはないかと思います。 きちんと育てば、風味豊かなトマトになりますので、家庭菜園でご興味がある方は、お試しいただければと思います。 ●種まき時期 中間地:3月上旬〜5月中旬(初春は温床育苗を行ってください。) ※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。)
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