●肉質はホクホク!甘くておいしい、極上のミニカボチャ! 「すずなりパンプティ」は、「すずなりカボちゃん」の後継として、販売された品種です。 1番の改善点は... 「おいしさ」です。 「すずなりパンプティ」のホクホク感・甘さ・舌触りは... ミニカボチャの中では、No.1と言って良いと思います。(2024年時点) もともとミニカボチャの品種は、大玉のカボチャと比べると... どうしてもホクホクさが劣っていました。 ミニカボチャで1番有名な「坊ちゃん」については... ミニカボチャでありながら、ホクホク感があって、おいしい品種だったこともあり... その名が、広く知られるようになりました。 現在でも... ミニカボチャ=坊ちゃんという印象があるほど、その地位を確立しています。 ただ「坊ちゃん」の重さ500gというのは... 欲を言うなら... 「あとちょっとだけ大きいと、ちょうど良い」というサイズ感です。 そんな要望に応えるため、開発されたのが... 重さ600〜800gほどの「すずなりカボちゃん」でした。 そして... その後継として、より「おいしさ」にこだわった品種が... この「すずなりパンプティ」です。 「すずなりパンプティ」は... ミニカボチャでは珍しい「セミブッシュタイプ」という初期節間が詰まる品種ですので... 「省スペースで育てることができる」という長所も追加されました。 ただ... 後継として販売されたのですが... 「すずなりカボちゃん」と明らかに違うところ... どちらかというと短所(?)があります。 それは... 「着果数」です。 「すずなりカボちゃん」は... 「目指せ!1株30個!」とカタログに表記されるほど、着果する品種でした。 しかし... 「すずなりパンプティ」は、「坊ちゃん」と同程度で4〜6個ほど... 多くても10〜15個ほどだと思います。 同じ「すずなり」と名前にあるので、そこは誤解されそうだと思いました。 まとめると... おいしさは... すずなりパンプティ>坊ちゃん>すずなりカボちゃん 大きさは... すずなりパンプティ=すずなりカボちゃん>坊ちゃん 着果数は... すずなりカボちゃん>すずなりパンプティ=坊ちゃん と言った感じです。 名前の認知度は「坊ちゃん」が圧倒的ですので... 販売する上でも、育てる上でも... 「坊ちゃん」は、安心感がありますが... 品質としては「すずなりパンプティ」も、とても良い品種ですので... お好みに応じて、お選びいただければと思います。 ※「すずなりカボちゃん」は、2024年に廃盤になりました。 ●種まき時期 中間地:3月下旬〜4月中旬(初春は温床育苗を行ってください。) ※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。)
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